スウェーデン発祥の家具製造・販売大手「ＩＫＥＡ（イケア）」の日本４号店となる「ＩＫＥＡ鶴浜」が１日、大阪市大正区の鶴浜地区にオープンした。人気ショップの大阪初進出とあって、この日は午前４時から客が訪れ始め、オープン直前には約３００人が列を作るなどにぎわった。

イケアは、高いデザイン性と手ごろな価格で世界３６カ国に２７０店舗以上を展開しており、鶴浜店の初年度来場者数は約５５０万人の見込み。約４万平方メートルの巨大な店舗面積と約２２００台の駐車スペースをもち、スウェーデン料理のレストランもある。

店内には、ソファやダイニングセットからカーテン、生活雑貨まで約１万点が並び、今年４月に開店した神戸・ポートアイランドの店と同規模。日本の間取りや生活様式に合わせた５３のルームセットを設け、梱包（こんぽう）済み商品を客自らが持ち帰り、組み立てることを前提として販売している。

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