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JAXAの科学衛星データ処理システム、ネットアップのハイエンドストレージを採用 


 ネットアップは28日、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が構築した科学衛星データ処理システムのストレージ基盤にネットアップのハイエンドストレージ「NetApp FAS6080」が採用されたことを発表した。

 科学衛星データ処理システムは、JAXAが手がける宇宙航空分野の基礎研究から開発・利用までをサポートするために、科学衛星から得られたデータを蓄積、加工、公開する基盤となるもので、約830TBの大規模ストレージシステムが構築された。

 NetApp FAS6000シリーズは、FCディスクおよびSATAディスクを組み合わせて構成できるモジューラ型ストレージシステム。ネットアップの最上位モデルに位置づけられており、特に「NetApp FAS6080」はモジューラ型ストレージとして初めて1PBを超える最大ストレージ容量を実現した。毎秒4ギガビットの転送速度を持つFCインターフェイスを標準で搭載し、I/O拡張ポート数は最大24ポート。ストレージ専用OS「Data ONTAP」を搭載する。

 科学衛星データ処理システムは、JAXA内だけでなく、国立天文台などの外部研究機関からも直結したいというニーズが増してきており、高いデータ転送性能と高負荷にも耐えられる安定性・信頼性が求められていた。JAXAの検証によると、今回の「NetApp FAS6080」をベースに構築したストレージシステムは、従来システムと比較して約2倍のデータ転送性能を実現したとのこと。

 科学衛星データ処理システムは、5年ごとに実施される定期的なシステム更新の一環で2008年9月に稼働開始し、現在安定稼働中。今後JAXAでは、現在運行中の科学衛星からのデータの増加や、将来打ち上げられる予定の新しい科学衛星からの新たなデータに対応するために、順次ストレージシステムを増強していく計画だ。


リンク:Yahoo!ニュース
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