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精神科医・名越康文が話題の映画『精神』を熱く語る 


前作『選挙』が世界各国で大きな話題を呼んだ想田和弘監督の最新作『精神』の一般試写会が9日、都内で行われ、上映後に精神科医の名越康文氏と、想田監督によるトークショーが行われた。

トークショーの写真

『精神』は、想田監督が岡山県のある精神科診療所「こらーる岡山」と、そこに通う患者たちに密着したドキュメンタリー作品。劇中では音楽、テロップ、ナレーションを一切使用せず、患者さんひとりひとりの許可を得て、顔にモザイクをかけることなく被写体をとらえている。

名越氏は作品について「カメラがここまで自然に臨床の現場に入っていけたことに驚いた。自分も13年前まで精神病院に勤めていたんですけど、その時の空気そのままでした」とコメント。それに対し、想田監督は「この映画を作る時に最初にテーマを考えないようにして、目の前に広がっている現実を観察して映画にすることを意図しました」と語り、「撮影していく中で、(患者と)自分との差異はわからないというか、全然異質ではなかった。普通のドキュメンタリーだと、テロップで病名や病歴が紹介されたりするんでしょうけど、それはある種のレッテルを貼ってしまうこと。だから、テロップやナレーションを使わなかった」と演出の意図を説明した。

また、名越氏は劇中に登場する精神科医の山本昌知氏を「患者さんと同じ時間を刻んでいる“達人”のような人。あんな表情は5年や10年で作れるものじゃない」と絶賛。「医者って“いい人”を演じると、すごく薄っぺらいんですけど、あの先生の(いい意味で)そっけないでしょ? あのそっけなさは、優しさでもあるし、同時に『これはあなたの人生だ』とも示しているんです。“達人”じゃないとできない」と、精神科医ならではの分析を披露した。

最後に名越氏は「この映画は、精神病者を描くことによって、人間のこれまで描かれることのなかった混乱や、未来への可能性を描き出している」とコメント。想田監督は「これは病気についての映画ではなく、“精神”というひとりひとりが抱えている宇宙や魂のようなモヤモヤした何かを触れようとした映画」と作品をPRした。

『精神』
6月13日(土)より、シアター・イメージフォーラムほか、全国順次公開


リンク:Yahoo!ニュース
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